カズ

サッカーのカズこと三浦知良選手が約7カ月半振りのリーグ戦出場を果たし、

自身が持つJリーグ最年長出場記録を52歳8カ月29日に更新しました。

誰も真似できない選手です。感動しました。

 

私がサッカー少年だった頃は、

海外でサッカーをする日本人選手はほとんどいませんでした。

当時私が読んでいたサッカー雑誌には、

そんな中、サッカーの本場ブラジルで修行中の

カズのコラムがあり、

毎月楽しみにあこがれを込めて読んでいたことを覚えています。

 

カズは来年2月で53歳です。

ブラジルで成功し、

Jリーグ発足後は日本サッカーを引っ張り、

世界最高レベルといわれていたセリエAで

アジア人としては始めてプレーしました。

そして今なおプロの世界にいるのです。

Jリーガーの現役引退の平均年齢は26歳で、

ピッチで注目を浴びる期間は、

長い人生に比べると残酷なほど短いのが現実です。

カズがこんなに長くプロを続けられる秘密はいったい何でしょうか。

私は次の3つだとおもいます。

①【夢にぶつかっていくこと
             とにかく前に進むこと】

中学3年生の時、

進路指導の紙の志望高校を書く欄に

「第一希望 ブラジル」と書いたそうです。

当時のカズは身長が低く、

テクニックは持っていたものの

他に一流と呼べるようなものはなく、

指導者達はカズの「ブラジルでプロになる」

という夢を無理だと思っていました。

静岡のサッカーの強豪高校に入学しますが、

ブラジルに行きたいという想いはますます強くなるばかり。

監督にそのことを相談したところ、

「人間100%はないが、お前は99%無理だ」

と言われてしまいます。

でもカズは、

「1%あるんですね?じゃあ僕はその1%を信じます」と言い、

1年生の途中で高校をやめてブラジルに渡ります。

後に当時を振り返って、

『不安よりも、希望のほうが全然大きかった』

と言っています。

さらにカズは語っています。

『サッカーでは納得できないことも起こる。

「なぜこうなるんだ」と文句を言いつつも走らなきゃ。

「なぜこうなるんだ」と不満に終始し、

放棄するようならプロとしては終わりだ。

ブラジルで悩んでいた僕は論されたものだ。

「考えるだけで止まっている人間はたくさんいる。

お前もそうだ。考え、悩め。でも前に出ろ」

「一気に100メートル進まなくてもいい。

カズ、1センチでいいから前に進むんだ。

考えているだけではダメだ」。』

 

②【向上心を持ち続けること
      努力の量でだれにも負けないこと】

朝一番にグラウンドに訪れ、

ランニングでは常に先頭に立つなど精力的に動くそうです。

年齢を重ね、若手選手とは親子ほどの年齢差になっても

練習は別メニューでなく一緒にこなします。

一日に何度も体重を量り、

フィジカルトレーナー、

マッサージトレーナー、

栄養士は個人で雇い入れているほど、

徹底した体調管理を行っています。

カズは語っています。

「練習への姿勢は10代の頃からずっと変わらない。

今も若手と同じフィジカル・メニューをこなす。

キツいけど、試合に勝つために必要。

だから闘争心が湧いてくる。

ストイックに、ストイックに取り組んでいける」

 

③【謙虚であること】

大ベテランですし、

強くなるために、謙虚な気持ちを忘れません。

「仮にフォワード経験がない監督が

僕にシュートに関して指示をしたとする。

『シュートでは教わることはない』

と考えるようでは、伸びがない。

耳を傾け、

プラスとなる何かを探すことだ。

学ばない者は人のせいにする。

学びつつある者は自分のせいにする。

学ぶということを知っている者は誰のせいにもしない。

僕は学び続ける人間でいたい。」

ブラジル留学時代の1985年、

夢を諦めて日本に帰りたいと思った時期、

ふと寄ったリオの公園で

現地の貧しい少年達がサッカーをしているのを見た。

その中には裸足の子や片足がない子もおり

ボールは古く汚いものだったが、

皆楽しそうにボールを追っていた。

カズは「自分には両足も、

スパイクも、いいボールもある。

何を俺は贅沢なことを言っているんだ」

と思い、帰国を思いとどまったそうです。

 

カズのように

考え、悩み、でも前に出る、1センチでもいいから前に出る、

そんな毎日を過ごしていきましょう。

挑戦はすでにはじまっています!

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