できる子の秘密

最小限の努力で、最大限の成果を上げることができる生徒がたまにいます。

学習時間がそれほど多くないのですが、成績は抜群っていう生徒です。

あなたの周りにいませんか?

 

何が違うの。

生まれ持った才能?

遺伝?

なんて聞いてくる人もいますね。

 

でも、ほとんどの場合は違います。(ごく稀に天性のすごい子もいますが・・・)

 

 

その子と他の子の違いは、大きく3つ。

 

1つ目は「集中力」。

授業に入り込むくらい理解しようと集中します。

ただ、集中するだけでなく、「自分の言葉で理解」しようとします。

だから、ノートを見ると、先生の板書とは少し違います。

一方、見た目だけは集中しているような成績不振の子は、ノートを写すために授業に参加しています。

授業を受けたという証拠づくりです。

でも、本当に大事なのは授業の中身の理解ですね。

意味が分からなくても必死で先生と同じものを書いていることには残念ながら価値はありません。

色も形も先生と同じものを再現するのが目的ならば、まるで写生です。

逆に、本物の集中力がある子は、先生の少し先すら読みます。

次はこう来るぞとか予想しながら授業を受けています。だからレスポンスもいいし、受け身でないからスピードがある。

自分だったらこう教えるのに、なんて思えてきたら最高。

「覚えよう」と思うだけでなく、「考えて理解しよう」と思うことが大切です。

「考えて理解しよう」と思いながら「集中する」と言ったほうが正確ですね。

そして、やるときはとことんやる、やらないときはとことんやらない。これも大事。

 

 

2つ目は「切りかえのスピード」

まず、授業開始時にノートが開かれていないだけで、タイムロス。

筆箱やテキストが出されていないのも同様です。

授業を聞く、ノートをとる、問題を解く、質問する、など授業中もめまぐるしく切りかえていかなければ、あれよあれよと授業が終わっているなんてこともありえますよね。

できる子は、スピードがあります。さらに、正確さも備えています。日々の訓練のたまものですが。

板書をして、テキストの問題を解くなんてときに、遅い子が板書を終えていないうちに、できる子は問題を解き終えていることもありますよ。

 

先生の作り出すスピードって、その授業の密度にもよって大きく異なります。

やさしい?先生は、受け手のスピードに合わせてくれることもあると思います。

でも、受け手の生徒がスピードを上げようとしない限り、いつまでも授業の密度が高まりません。

成績を伸ばすためには、他人よりも多くの知識や視点を身につける必要もあります。

だから、それなりのスピードが必要です。

自分が先生のスピードにぴったりと合わせていかなければ、その先生から多くを得ることができなくなります。

本当のできる子は、素早く行動を切り替えて、どんな先生のペースにもくらいついていき、授業から多くを得ます。

密度の濃い授業では、ふつうはきれいなノートなんてとれません。とりたかったら、帰宅後に、ノートをまとめ直せばいいだけです。

今は、てきぱきしたり、スピードがないという人でも、意識をして、実践してみてください。「スピードをつけよう」って。

思うは叶うです。

 

3つ目は「復習」です。

教科書7回学習の東大主席卒業の方が以前話題になりましたね。

あそこまで徹底していれば完璧ですが。

もっと簡単な復習ができると思います。

例えば、授業後の休み時間に「さっきの授業の内容は・・・」なんて思い出してみることも復習ですね。

慣れてきたら、授業中のほんの少しのスキマ時間にその授業のそこまでの復習だってできます。

または、部活に向かうとき、家に帰る途中、食事前、などなど生活の中のほんの少しのスキマ時間に意図的に思い出そうとしてください。

慣れてきたら、無意識に復習している自分がいます。最初は意識してやってください。

寝る直前に一日の学習を振り返ってみたり、起きた直後に前日の学習を思い出してみたりすることも立派な復習です。

机に向かって、まとめノートを作ることだけが復習だなんて思っていたら、面倒くさくて、多くの人は復習なんてできません。

まとめノートも大きな効果がありますが、まず最初は「意図的に思い出すこと」を実践してみてください。

友だちと復習で問題を出し合ってみたりするのも効果的です。罰ゲーム付きだともりあがりますよね。

学校や塾にいるときは、だれかに教えることも効果的です。家では、壁を生徒に見立てて、自分が先生をやる「シャドウティーチング」をするのもいいアウトプットの訓練です。

ただし、家族に見られると少し恥ずかしいかもしれません。

でも、これらは相当の効果があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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