したこととしなかったこと

4年前

 

大学生ら日本の若者12人が

 

北極圏600キロを29日間で踏破した。

 

初心者ばかりのチームを率いたのは

 

北極冒険家の荻田泰永氏である。

 

 

 

氏は極地に向かう前

 

装備や食料を全て並べ

 

数日かけて軽量化を図る。

 

歯ブラシの柄は「5センチあれば十分」と短く切り

 

あめ玉の包装紙は全て外してしまう。

 

 

 

 

とはいえ

 

すでに選び抜かれた総重量100キロの装備から

 

減らせるのは100グラムほど。

 

それでも

 

「頑張って削ったという事実が重要」

 

と氏は言い切る。

 

極地の厳しい環境を乗り越えるには

 

「後悔の要因となる可能性は極力潰しておく必要がある」からだ。

 

 

 

 

 

人は多くの場合

 

「したこと」よりも

 

「しなかったこと」を悔いるもの。

 

 

 

 

学習や受験も同じだ。

 

悔いを残さないためには

 

自ら決めた目標へ

 

知恵を絞り

 

あらゆる手を尽くして

 

全力でぶつかっていくことだ。

 

 

 

 

中学生は定期テストも近づいてきている。

 

一日一日が珠玉の時間である。

 

一日一日が渾身の勝負だ。

 

きょう、できることをやり抜く。

 

その完全燃焼の日々の中で

 

大いなる栄光峰が見えてくる。

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