さびるということ

鉄の文明とは、さびたがっているものを、

さびさせないで使おうとすることだ。

自然界の鉄は、酸素と結合し、

さびた状態で存在する。

それが、鉄にとっては安定しているためだ。

そのため、身の回りの鉄も、

放っておけば自然とさびていく。

防ぐには、表面を磨くなどの作業が必要となる。

人のアタマも同じだ。

生き死ににかかわる

大事な情報以外は

忘れようとするのを、

忘れまいと工夫する。

しかし

放っておけば自然と忘れていく。

受験勉強で身につけた

多くの知識も同じだ。

使わなければ

どんどん忘れていく。

受験が終わった中3生は

試しに

夏休み前くらいに

北辰テストを解いてみるといいだろう。

得点力の大幅な劣化に気づくはずだ。

劣化はもう始まっている。

英語などの高校への連続性のある教科は

放っておかずに

学習を継続しなければ

入学後に

大変なことになってしまう。

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