Yes!
1回の「イエス」は1000回の「ノー」によって守られると言った人がいる。
最初は何のことだかさっぱり分からなかった。
説明を聞いたら納得ができた。
簡単に言うとこういうことだ。
何かが実現したとき、
Yes!(やった!)と言う。
心底うれしいならば、Yeeeees!!!だったら(やったーーーー!!!)だろう。
そのたった1回のYes!(やった!)を言うためには
1000回、私たちをつまずかせる誰か、
あるいは何かにノー(だめだ)と言いなさいということだ。
時間は限られている。
何かにイエス(やった!)と言いたいのならば、
何かにノー(だめだ)と言わなければならない。
そうしなければ中途半端な取り組みになってしまう。
成功するためには的をしぼり込まなければいけない。
的を絞らずに、何でも一生懸命で何が悪いのかと思う人もいるだろう。
幼いうちはそれでいいと思う。
まだ自分の可能性を探っていて多くのものに挑戦をするべき時期だから。
逆に言うとその時期は「本当に挑戦したいモノを決めきれていない」とも言えるだろう。
では「本当に挑戦したいモノ」が決まったらどうすればよいのだろうか。
挑戦して「Yes!(やった!)」と歓喜したいのならば、それに焦点を絞るのだ。
Noの数は成功したい気持ちに否定しなければいけない。
成功の第一歩は、成功を強く願うこと、
その気持ちを譲らないことだ。
甲子園に出場したい球児は、サッカーカラオケやゲームやマンガや動画に
貴重な時間を使っていてはもったいないのだ。
ダイエットをしたい人が、すしも焼肉もラーメンもピザもパスタも食べて、
運動は絶対したくない!ではらちがあかない。
受験に挑戦し、成功し
「Yes!(やった!)」と叫んでみたいならば
それとは関係ないことに「No(だめだ)」と言ってみよう。
大切なモノのために「ノー」と言える勇気も大切なのだ。
最後に
アップルの創業者スティーヴ・ジョブズ氏の話を紹介したい。
彼は1997年にアップル社に復帰して以降二年間で、
350あった製品のラインアップを10にまで減らしたそうだ。
ということはつまり、340回の「ノー」を言い放ったわけだ。
ジョブズ氏はこう言った。
「焦点をしぼるとは、ノーと言うことなのだ」と。
さて、話は変わって、ニュースの紹介。
どんな状況でも一生懸命を笑ってはいけないという
サッカーのロナウドの神対応のその後の話。
「諦めないで自分を信じて努力を重ねていればいつかチャンスは来る」
ロナウドが言うと、説得力が違う。