SNSと音読
学校公開などを見た後で
「この学校は良い」とか
「この学校はダメだ」などと決めつけてしまう人がいる。
たった一日その学校を見ただけで分かるわけはないのに。
例えば、新入生を考えてみる。
入学して、初日で学校の良し悪しは分からないだろう。
最初のうちは、毎日が新しい発見だ。
人だって学校だって
理解するのには時間がかかるものだろう。
さて、昨日は高校のホームページの話をしたが、
ここ最近は、SNSによる高校からの発信も増えてきている。
そのような発信を日々キャッチしておきたい。
そうすることで、実際に足を運んだ時などには
より理解も深まることは間違いない。
発信方法も、
ライン、インスタ、ツイッター、フェイスブックなど多彩だ。
複数のSNSによる発信をしている学校もある。
少し前までは、
パンフレットを見て、
あまり更新されないHPを見て、
学校説明会、オープンキャンパス、
一日体験、学校見学会などの
直接足を運ぶイベントに行くくらいしか情報収集できなかったものだ。
あとは口コミサイトとか。
ここ最近では、SNSを使ったり、
更新頻度の高いホームページをチェックすることで
情報収集が日常的にできるようになってきた。
志望校はリアルに見なければいけない。
自分の理想を勝手に想像していてはだめなのだ。
そうしてしまうと、入学後にがっかりしてしまうから。
しっかり理解して、
地に足をつけて入学しなければいけない。
そのための情報収集はやってやりすぎることはない。
早速、気になる学校をフォローしてみよう。
さて、音読の話。
家庭学習の一部に音読を取り入れている生徒たちがいる。
毎日毎日音源を送ってくれる。
今のところ中学生だけだが、
小学生もどんどんやったらいいと思う。
ただし、やる内容は自分で決めてもらうし、
音源提出は一人では難しいところもあるだろう。
ただし、これらすべてを含めて私は勉強だと思っている。
継続できているメンバーは、
たどたどしい読み方も、徐々にスラスラ読めるようになってきている気がする。
まずはしっかりと読むことだ。
読めないものは理解できないから。
次はスピードだ。
理解できても試験時間内に解答できなければいけない。
最後は時間との戦いになる。
昨日うちの塾の音読メンバーがさらに1名増えた。
基礎英語のテキストなどを音読してくれていた。
たどたどしい読み方だったけれども、
継続していくうちによくなってくるだろう。
みんな一日あたりたったの数分の音読に過ぎない。
やろうと思えば誰にだってできるはずだ。
でも、やる人とやらない人では1年後に
とてつもないほどの違いが生まれているのだ。
たかが数分、されど数分。
塵も積もれば山となる。
今、はじめよう。