最近のニュースより
Quiet Quitting
日本語に訳してみると「静かな退職」だ。
元々はアメリカ発祥のことばだけれども
日本でも使われるようになってきている。
先日、ネットニュースで取り上げられていたので
読んでみて驚いた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/9df78d81aa5e8c292a87ccff34a35245c042ce51
静かな退職とは
「退職はしない
ただ
必要最低限の仕事しかやらない」ことだ。
記事を読むと
どの年代においても
静かな退職をしている人の割合は
40%を超えている。
競争社会で勝つことだけを考えて
仕事にフルコミットするのではなく
仕事以外に価値を置くという考え方が
世界的に広まっているのだろうか。
一方、格差は広がっていく一方のようだ。
所得格差をあらわすジニ係数は
0が平等、1が不平等となっている。
日本のジニ係数は意外と高い。
猛烈に仕事に打ち込んでいれば
高い給与が得られる保証はないし
もちろん高い給与だけがすべてでもない。
しかし
アメリカのQuiet Quitting
日本の静かな退職
中国の寝そべり族
このようなことばが定着して使われていることに
不安を感じてしまう。
うーん
難しい問題だ。
こんなときは
この歌をうたってみよう。
何のために 生まれて
何をして 生きるのか
こたえられない なんて
そんなのは いやだ