コロンブスの偉大な点
量子力学の基礎を築いたドイツの物理学者ハイゼンベルク。
20代前半で主要な理論を導き
“科学の新世界”を開いた。
研究に没頭した彼だが
ちょうどその時期
アメリカ大陸に到達した冒険家コロンブスの
「偉大な点」について考察している。
コロンブスの航海で最も困難であったことは
すでに知られた陸地を完全に離れ
残り少なくなった蓄えでは
引き返すことが不可能な地点から
さらに西へ西へと船を走らせるという決心であったと。
青年学者が
壮年の探検家に共感したもの
それは
未知の分野に挑む“勇気”であろう。
新たな世界への旅立ちは
ためらいが伴うもの。
思いも寄らぬ想定外のことも起こる。
その時こそ
意志を貫き
前進の決断がくだせるか。
チャンスをものにするには
勇気が必要だ。
5月がやってきた。
挑戦すべきことは数多くある。
日々臆することなく
喜び勇んで
胸張り進もう。