先駆者たれ
いつの時代でも
新しい道を切り開いた先人の生き方には学ぶべき点が多い
日本の写真術の始祖とも知られる上野彦馬。
https://www.city.nagasaki.lg.jp/nagazine/hakken0306/index.html
幕末から明治にかけて長崎の地で活躍した。
当初は現像薬もなく
自前で調合するには
並々ならぬ苦労と時間を要した。
例えばアンモニアを作る際
あまりの臭気に
近隣の人たちが騒ぎ立て
長崎奉行所に訴えられたことも。
果ては〝彦馬は魔術師″との中傷が流され苦境に。
だが彦馬は〝あらゆるものの真実の姿を写したい″
との信念を貫いた。
その甲斐あってか
現代の私たちは
彼が撮影した肖像写真で
坂本龍馬の雄姿を目にすることができる。
先駆者の功労は
後世に輝きを放ち
今を生きる人に勇気を与えてくれる。
子どもたちには未来の先駆者に育ってほしい。
最近は自分中心に考えている人も増えてきていると思う。
でも、働くことそして学ぶことも
自分のためだけにやるのではないのだ
私はそう考える。
だって
他人のために灯をともせば
自分の前も明るくなる
あたりまえのことだ。
これが働くこと、そして学ぶことの
本質ではないだろうか。