ハッピーバースデイ
うちの塾では、
誕生日後の通塾の際には
ハッピーバースデイソングが流れる。
そのメロディーが流れると、
みんな照れたような嬉しいような表情になる。
夏休み中も何人かの誕生日を祝うメロディーが流れた。
徳川光圀(水戸黄門)は、
自分の誕生日には最も質素な食事をしたという。
なぜだろうか。
吉川英治が『梅里先生行状記』に理由を描いている。
家臣が誕生祝いの膳を並べた時のこと。
光圀は「白粥と梅干ひとつでよい」と料理を下げさせ、
こう言う。
「産褥の母のすがたを忘れぬのが何よりの誕生日」
つまり誕生日は、
自分を産むために母が腹を痛め苦しんだ日。
“せめて質素な食事で感謝をささげたい”
光圀の、親を敬う心は深かったのだ。
誕生日といえば?
その問いかけに、
「プレゼント!」と答える生徒は多い。
誕生日は自分のための日であり、
おいしいものや
プレゼントで祝ってもらえる日と考えているのだろう。
たしかに、この世に誕生した記念すべき日だ。
でも、
水戸黄門のように
誕生日は
母に感謝をささげる日として
ありがとうの一言を言ってみてはどうだろうか。
プレゼントに対するありがとうじゃなく
産んでくれてありがとうと。
さて、話題は変わって、シャツの着方について。
シャツをパンツの中に入れる「シャツイン」
シャツをパンツの中に入れない「シャツアウト」
両者の違いは、見た目だけではなかった。
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