記述式の入試
9月2日発売のアエラで大学入試共通テストについての特集がされている。
https://dot.asahi.com/aera/2019082600068.html?page=1
問題点は
①マークシートと違い、自己採点がうまくできない。得点が確定できないと、出願先を決めにくくなる。
②50万人が受験する共通テストの採点には、1万人が必要といわれる。7月、その採点者に大学生が含まれる可能性が報じられた。
③採点者が1万人もいるとなると機密保持を担保できるのか
いろいろと大変な問題を抱えていますね。
ベネッセが担当することになりましたね。これらの問題をどのように解決していくかを注視したいと思います。
ちなみに、埼玉県の高校入試も記述式が増えてきていますね。
誰が採点しているかと言うと・・・・・・・
その高校の先生方。
教科関係なしに総力戦。実技教科の先生も、記号とか採点しやすいものを担当。
記述問題はその教科の担当の先生方で細かくチェック。部分点もここで決める。
これが相当時間と手間のかかる作業。
作問者の想定を超える解答があれば、それもじっくり話し合って対応しなければいけない。
進学校では、無答(何も書かない)は多くない。
無答が多い学校よりも採点が大変なのだ。
進学校は受検者数も多い。
だから進学校ではたとえやりたくても面接を行うことはない。
だって、採点がとてもたいへんだから。
採点が終われば、選抜会議を行って、合格者を選ばなければいけない。
受験生が発表までの1週間を過ごしている間に、受験校では慌ただしく、ミスの許されない張り詰めた時間が流れている。
話は変わって、
辻本塾で導入している「たっちめーる」という入退室お知らせシステム。
メールだけじゃなく、成績管理など細かなこともできる。
トップ画面にカウントダウン表示もできる。
9月になったので、入試カウントダウン始めました。
受験生たちはそれを見て、追い込みの時期が来たと自覚ができたのかな?