初心に立ち返る
「暮しの手帖」は創刊から73年を超える。
隔月発行だ。
最新号の2022年6―7月号の号数は「18」になっている。
これは初代編集長・花森安治氏の“初心に立ち返る”との考えによるもの。
最初の100号までを“1世紀”と数え、
その次の号を「第2世紀1号」とした。
そして今回は「第5世紀18号」。
読む方も、おのずと新鮮な気持ちになる。
花松氏は言った。
「昨日そうしたから今日もそうする。
ひとがそうしているから、じぶんもそうする。
それはらくかもしれないが、それでは生きてゆく甲斐がないのである」。
自身もジャーナリストとして「死ぬまで〈修羅の巷のまっただなか〉でのたうちまわる」と思い定め、
信念のペンを振るい続けた。
新しいものを生み出そうとすれば、
苦労は多いが、その分、喜びも大きい。
「禍福はあざなえる縄のごとし」というが、
「苦労」と「喜び」も表裏をなすものだろう。
創造のための悩みや苦しみを避ければ、
価値あるものは生まれないし、喜びと充実もない。
もうすぐうちの塾も誕生から3年が経つ。
暮しの手帳のように
初心に立ち返るいい機会だ。
第4世紀を始める準備をしていこうと思っている。
さて、話題は変わって面白いGIFの紹介。
わっはっは!