怠るな

「永世名人」の称号を得た全盛期の羽生善治棋士が語っていたことばが印象的だ。

 

勝負に必要なのは何かと問われた際、

 

その答えは「消耗しない体力」だった。

 

 

 

 

全神経を研ぎ澄まして、

 

一手一手、駒を進める将棋の戦い。

 

トップレベルの対局では、

 

熾烈な攻防が何日も続く。

 

そこで大切なのは、

 

いかに長時間フレッシュな状態を保てるか。

 

集中力を持続できるか。

 

これが「消耗しない体力」だ。

 

 

 

この力を磨くには

 

「やはり、対局を重ねることが一番」と羽生棋士は語った。

 

日ごろから、せっせと実戦を重ねる。

 

倦まず弛まず、

 

勝負に身を投じる中でこそ、

 

“本物の力”が培われるというのだ。

 

 

 

 

 

 

お釈迦様が臨終の床で、

 

最期に残した言葉がある。

 

それは「怠ることなく修行を完成なさい」

 

不断の精進をやめれば、

 

それまで積み重ねてきた意味が全くなくなる。

 

ゆえに「怠る」な。

 

この一言で、一代の説法を完結させた。

 

 

 

 

 

 

学習も全く同じだ。

 

「勉強体力」は日々のコツコツとした努力によってのみ鍛えることができる。

 

受験前に気付いてもどうにもならない。

 

本物の学力を作るのには時間がかかるのだ。

 

そして、停滞が始まれば、転落へは一瞬である。

 

「日々前進」の強い心があってこそ、

 

いざというときに役に立つことを肝に銘じ、さあ前進しよう!

 

毎日毎日コツコツと。怠ってはいけない!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、話題は変わって1枚の写真の紹介。

 

親子の愛情は人間もトラも変わらない。

大型のネコ科動物、アウトドアの画像のようです

 

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