ぐずぐずしない
約1000年前の中国・北宋の時代に張詠という地方長官がいた。
情にあつく機知に富んだ人物で、
大乱のあった四川で諸葛孔明と並び称されるほどの治績を残した。
張詠は「事に臨みて三難あり」と、
問題に対処する時に心すべき点を三つ挙げている。
一つは「ものをよく見ること」。
そして「見て行動にうつすこと」。
最後に「行動する時決してぐずぐずしないこと」と。
ささいな課題でも、
先送りにしたり、放置したりすると、
解決が難しくなる場合がある。
逆に、絶体絶命の困難にも、
勝つと決めて作戦を練り、
いち早く行動を起こすことで活路が開ける確率は高まる。
どんな課題もなおざりにせず、
一つ一つ、全力で勝ち越えていくことが重要だ。
夏休みがやってくる。
ぐずぐずせずに、今すぐ自分のするべき課題に挑戦し始めよう。