狙い目
6月29日に、埼玉県公立入試募集人員が発表された。
募集人員とは、入試用語で、募集単位・入試方式ごとに割り当てられた定員のこと。
以前、埼玉県の公立高校は2回入試だったのだが、現在は1回入試となっているので、
募集人員と入試定員の違いはなくなっている。
さて、埼玉県内の中学校卒業予定者数は昨年度61,183人から62,797人に増加している。
それを考慮して埼玉県内の公立高校の募集人員を昨年度よりも680人増やしている。
1クラス40名として、17校が1クラス分の定員を増やすのだ。
うちの塾のエリアから受検者が多い高校では、
朝霞・朝霞西・浦和北・志木だろう。
朝霞・朝霞西・浦和北は昨年度は320人だったが、今年度は360人に増員となる。
志木は240人が280人となる。
その他では以下の高校が40人増となる。
大宮東・川口・川越西・越ケ谷・所沢西・桶川
春日部女子・熊谷西・草加南・上尾鷹の台・富士見・庄和。
朝霞は3年前に倍率が下がったことがあったのだが、
ここ2年間でみると昨年度1.20倍、一昨年度1.28倍と安定している。
昨年度381人、一昨年度406人の受検者だった。
40人増により、360人定員となり、倍率は下がるだろうが、
3年前のような定員割れの危険はないだろう。
朝霞西も360人募集となる。
昨年度1.22倍、一昨年度1.06倍だった。
受検者数は昨年度390人、一昨年度340人。
1昨年の受検者数の場合、360人定員だと定員割れになってしまう。
しかし、人気も上がってきているので定員割れはないと予想される。
志木は、280人定員となる。
倍率は昨年度1.22倍、一昨年度1.06倍だった。
受検者数は昨年度290人、一昨年度294人。
280人定員で考えると、過去2年間の受検者数では
10名ほどしか不合格者が出ない計算になる。
浦和北も40名増の360人募集となる。
倍率は昨年度1.05倍、一昨年度1.26倍だった。
受検者数は昨年度335人、一昨年度400人。
昨年度の受検者数では定員割れしてしまうことになる。
しかし、隔年現象による受検者増加も予想される。
定員割れはないだろうと予想される。
その他、川越西や富士見はうちの塾のエリアから
通塾可能な高校だが、定員増により、
入学しやすくなる可能性が大きいと予想される。
今後の動向を探っていきたいと思う。
さて、話題は変わって1枚のイラストの紹介。
学ぶほど見えてくる。
なるほど、納得のイラストだ!