一歩

オリンピック男子100mの代表3名のうち2名が内定とのニュースが流れていた。

 

9秒台の記録がオリンピックという夢の舞台で出ることを期待したい。

 

同種目の世界記録保持者はご存じウサイン・ボルト選手。

 

2009年に世界新記録の9・58秒を出した時、ゴールまで41歩で走った。

 

平均すると1歩あたり0・23秒になる。

 

1996年につくられた、当時の世界記録が9・84秒。

 

およそ「1歩分」を縮めるのに、

 

13年の歳月を要したことになる。

 

 

 

 

一方、オリンピック出場を目指して頑張ってきた選手の中には

 

あと一歩で出場できない人もいる。

 

高い山に近づくほど、一歩進むことは難しくなる。

 

 

 

 

学習の世界でも、時間の経過とともに、

 

学習内容や学校生活の山が高くなるから

 

「一歩」進むことが前より困難になってくる。

 

 

 

 

受験生は、みんなが一生懸命取り組んでいる中で、

 

自分の順位を「一歩」前進させるためには、

 

まわりのみんな以上の取り組みが必要だ。

 

そして、来春に合否を決めるのはそのわずか「一歩」の違いになるだろう。

 

だからこそ、日々精一杯取り組むのだ。

 

受験までの道のりで、一番のライバルは

 

同じ学校の受験生たちというよりも自分自身の弱さ。

 

塾の玄関前には、合格発表の瞬間のポスターがある。

 

「すべては、この瞬間のために」。

 

来るべき入試に向けて重ねあげた努力の日々、

 

合格発表の瞬間には凝縮された思いが心をよぎることだろう。

 

これから受験生にはかけがえのない成長のドラマがうまれる。

 

そして、それが人生の宝になるはずだ。

 

私の経験上、今から一歩前進するだけの時間はまだ残されていると思う。

 

がんばれ、受験生。

 

ひたむきに且つおおらかに挑戦の日々をすごしていこう。

 

 

 

一歩成長するのは生徒たちだけではない。

 

教えている私たちも、

 

そして保護者の方々も、

 

生徒たちの成長を励みに共に成長する。

 

生徒たちが一歩成長できるように、私たちはとことん応援していきたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、話題は変わって高校説明会の話。

 

以下のリンクに公立高校の説明会のスケジュールがまとまっている。

 

ご覧あれ。

 

http://www1.center.spec.ed.jp/?page_id=173

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