学校行事

応援歌練習をやったことがある人は

 

そんなに多くないと思う。

 

伝統校、特に男子校で行われているイベントだ。

 

応援団のいかつい先輩たちが

 

新入生に応援歌の練習をさせるのだ。

 

ただ歌うのではなく、絶叫させる。

 

厳しいことばもかけられる。

 

恐ろしい行事である。

 

私は秋田県のなまはげのような伝統行事だと思っている。

秋田県男鹿に伝わる大晦日の風習 「なまはげ」。ところで「恐ろしいなまはげ」って一体何者?(tenki.jpサプリ 2015年12月30日) - 日本気象協会 tenki.jp

だからハラスメントではなく、単なるパフォーマンスだと。

 

しかし、このようなニュースをみて考えさせられた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/3e5b676cc8bb9f03d9a18c8b084fff893d547e38?fbclid=IwAR1vp14pmJ9xtOeFDyT5FquLpNdgavaLfvGfUnPM1vRkg_DIIiJ0vIHDVxg

 

価値観の多様性は今に始まったことではない。

 

昔からこんなふうに考えている高校生はたくさんいたのだろう。

 

反対に、応援歌練習の経験者の中には

 

あの程度のことで問題にしなくてもよいのでは

 

と考える人もいるかもしれない。

 

昔と今の一番の違いは

 

多様性、つまり少数意見を大事にするかどうかなのだ。

 

 

 

 

 

伝統だからという理由だけで今後も続けていくべきなのか。

 

それとも変えるべきなのか。

 

真剣に考える時期がやってきているようだ。

 

 

 

埼玉県は伝統ある男子校が多い。

 

この問題提起はそっくりそれらの学校にも当てはまることだ。

 

今後の動きに注目したい。

 

そして、これから高校生になる小中学生は

 

自分の志望校の行事をしっかりと調べておいたらいいと思う。

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