寅さんから学ぶ
久しぶりのオフ。
何をしようかな?
家でテレビでも見ようかな。
子どもたちの間で大人気のアニメ呪術廻戦をみる。
「シャケ、おかか、
・・・・・・勉強しろ」
分かる子にはうけるだろうギャグも思いついた。
そのあとは「男はつらいよ」シリーズ。
印象的な場面がある。
主人公の寅さんの甥っ子が
大学受験に悩み、
「何のために勉強するのかな」と尋ねる。
「人間長い間生きてりゃいろんなことにぶつかるだろう」
と、寅さんの人生談議が始まる。
「そんなときオレみてえに勉強してない奴は
この振ったサイコロの出た目で決めるとか
その時の気分で決めるよりしょうがないな」
だが、勉強した人は違う。
「自分の頭で、キチンと筋道を立てて、
はて、こういう時はどうしたらいいかなと
考えることができるんだ」
寅さん、いいこと言ってくれると感心。
受験生に限らず、大人になっても
学ぶ意味の重要性は変わらない。
特に「不確実性の時代」といわれる現代は
正解のない難問にぶつかることは
誰にでもありえることだ。
勉強すると頭がよくなるといわれる。
頭がいい人とはどんな人だろうか。
それは、絶対にあきらめない人ではないだろうか。
分からないことから逃げるのではなく、
何としても分かろうとする「心の強い人」。
春を指す英単語「spring」には
跳躍という意味がある。
絶対にあきらめない強い心で跳躍の春を進んでいこう。
「どうせ自分なんて・・・」
と卑下をする人がいたら、
寅さんではないが、
「それを言っちゃあ、おしまいよ」
と励ましてあげたい。
さて、話は変わって写真の紹介。
先月54歳になった現役プロサッカープレーヤーの三浦知良選手。
寅さんの真似とのこと。
さすがにお洒落で格好いい。