冬期講習とクリスマス
本日から
冬期講習が始まる。
短期間だけど
しっかりと学習の土台をつくる
新学期の学校の授業が今までよりも
よく分かるように
学校のテストで
今までよりもいい点数が取れるように
それが目的だ。
こちらも全力で頑張っていく。
生徒たちも
一生懸命
そして楽しく
学んでほしい。
さて、
本日はクリスマス。
昨年もクリスマスには
こんなことを書いていた。
クリスマスについて
誤解をしている人もいるので
今年は少しだけクリスマスについての話。
昨日はクリスマスイブだった。
生徒たちに
クリスマスイブって何か知っていると
きいてみると
「クリスマスの前の日」
「前夜祭」
うーん、違う。
確かに、イブには「前日」という意味もある。
例えばNew Year’s Eveは、新年の前日、つまり大晦日だ。
しかし、クリスマスイブのイブはそっちのイブではなくて、
evening(夜・夕方)の古語であるevenが短くなった語だ。
つまりクリスマスイブとは「クリスマス(当日)の夜」という意味だ。
さて、どういうことなのだろうか。
これは、暦(こよみ)の違いで誤解が生じたのだ。
私たちの使っている暦では
午前0時から新しい日が始まる。
キリスト教の起源であるユダヤ教で使われる
ユダヤ暦やユダヤ暦から生まれた教会暦では、
日没を境に新しい日に変わるのだ。
つまり現代暦での12月24日の日没から、
教会暦では翌日の12月25日になる。
ということは、
現代暦の12月24日の日没後からクリスマスは始まっていることになるのだ。
次に、
クリスマスは何の日だか分かるだろうか。
「イエス・キリストの誕生日」
だと思った人は多いのではないだろうか。
残念、不正解。
正解は、
イエス・キリストの誕生を祝う日だ。
誕生日ではない。
英語の百科事典ではこのように書かれている。
Christian festival celebrating the birth of Jesus
(イエスの誕生を祝うキリスト教のお祭り)
現在分詞を使った後置修飾なので
上の英語は中3ならば理解できるはずだ。
当時は誕生日を記録するということがなかったのだ。
だからイエスの誕生日は分かっていないのだ。
最後に一つだけ。
クリスマスは12月25日から1月6日までの12日間。
地域によってクリスマスプレゼントを12月25日ではなく、
1月6日にもらうこともある。
キリスト教諸国では、年が変わってもクリスマスツリーが飾られている。
さて、本日はここまで。
これを読んで、
今までクリスマスのことを
誤解していたことが
分かった人もいるのではないだろうか。
そして
こう思った人は多いのではないだろうか。
Jesus Christ!
(マジか!)