理想の授業
「13の半分は?」
教師が生徒に尋ねた。
「6と2分の1」
「6.5」との答え。
「そうだ。ほかには?」
誰も答えられない。
教師は、
もう答えはないと思うかもしれないが、もっと考えようと促す。
すると、数字の文字を分けて「1」と「3」。
一人が答えると、突破口が開いた。
英語の綴り、
ローマ数字、
2進法で考えたり、
黒板に書いた「13」を上下半分にしたり。
きりがない。
そして、「答えはない」と思っていたのが、
思い違いだったことに気付いた。
常識的に考えれば「もう答えはない」と思うだろう。
だが、「必ず別の答えがある」と、視点を変えたら、
新発見が次々と出てきたわけである。
地表から見れば高く見える壁も、
空からは、低く見える。
一本の線にしか見えないこともあろう。
同じように、物事は、
とらえ方、見方によって、
千差万別だ。
プラスにも、マイナスにもなるものだ。
有名校の
有名先生って
こんな授業をする人が多い。
知識だけじゃなく
価値観を与えてくれ、
地頭を鍛えてくれる授業。
だから飽きない。
というよりも、引きこまれていく。
そんな授業ができるようになりたいといつも思っている。
さあ、今日の授業だ!
さて、話は変わって、面白い画像の紹介。
ナイスアイデア。
置き方ひとつで、見方が変わる。
どんなものでもそうなんだろうな。