ノーベル賞
ノーベル賞の受賞者の発表がいよいよ佳境を迎えている。
明日の経済学賞で最後の発表となる。
さて、誰もがノーベル賞と聞けば分かるくらい有名な賞である。
なぜ、ノーベル賞はそこまで有名なものになったのだろうか。
ノーベルが生まれたのは1833年、亡くなったのが1896年だから、
日本で言えば幕末から明治時代の半ばくらいまでを生きた人物だ。
そのころ、ヨーロッパの国々は、みずからの勢力を広げようと戦争に明け暮れていた。
当時は、国王などが、自分の国の国民に対して賞を与えることはあったが、
外国人に賞を与えるというようなことはとても考えられない時代だった。
“国際平和”という考え方も広がっていないような時期に、
国籍を問わずに、仮に外国人であっても賞を与えるというのは、
まさに、時代に先駆けた画期的で、先進的な考えだった。
それが、ノーベル賞が世界一である所以なのだ。
今年度ノーベル化学賞の受賞対象になったゲノム編集の手法、「CRISPR-Cas9」(クリスパー・キャスナイン)は、
日本人研究者が1980年代に大腸菌で見つけたDNAの塩基配列がもとになっている。
先人や周囲から学ぶことは
学習の基本である。
他人から学び、
自分の学びを決め、
進んでいく。
小学生や中学生の学習は、
一番大事なの土台の部分を作りあげることが目的なのだ。
偉人から学ぶことは多い。
受賞者のことを
いろいろと調べてみてはいかがだろうか。
さて、話は変わって面白い動画の紹介。
つい最後まで見てしまった。