夢は大きく
設計事務所を開設したものの、仕事の依頼はなし。
それでも、夢いっぱいの青年に悲壮感はなかった。
腕を磨こうと、仕事を受けたつもりで図面を引く。
そうめんで模型を作っては壊し、ゆでて食をつないだ。
のちの世界的建築家・黒川紀章氏だ。
他人から見たら、苦闘の日々であろうが、
本人とっては、未来に飛翔するための負けじ魂を培う日々だったに違いない。
黒川氏が初期に手がけた公共建築物の山形県寒河江市役所の入り口に、
岡本太郎氏が制作した照明がつるされている。
予算がないのに、大胆にも依頼してきた青年建築家の情熱に心打たれた大芸術家が快諾したのだという。
苦節こそ、飛躍へのこやしとなろう。
情熱に勝る力はない。
若者も、
そうじゃない人も、
夢と情熱を持って、熱く生きていく姿は
とても美しい。
さて、話は変わって世界の製造業の話。
「世界の工場」なる言葉があるが、製造業の売り上げ高は時代とともに大きく変わってきている。
1960年から2019年までの推移を動画にしたものがある。
非常に興味深い。
https://www.facebook.com/100013489063450/videos/1005908856535407/?t=73