挑戦
人生最後の日がやってきたとして、何を考えるだろうか。
感謝の気持ちでその日を終えたいというのが個人的な理想。
それまでの様々な出会いや出来事を振り返る、そしていろいろなことに感謝をする。
ありがとう、って何度も声に出して感謝しながらその日を終えたい。笑顔で。
でも、心の奥底で、悔いが残っていないだろうかって考えるかもしれない。
あれをやりたかったとか、考えたくはないけれども、考えてしまうかな。
一番悔いが残るのは、挑戦しなかったことだろう。新しい可能性に挑んで、失敗したことではないだろう。
地域の小学生と中学生たちを学習を通してずっと支えていきたいと思って開塾したけれど、
不安がないわけではない。一人だったら今頃どうだっただろうって考えると少し怖いぐらい。
多くの人に支えてもらいながらここまでたどり着いた。次は自分が支えていく番。それをするためにやったことがないことをやってきたのだから。
特に受験生は受験の日の試験真っ最中に何を考えているのかをリアルに想像してみるといい。
がりがりと解き進めている自分、隣の受験生の筆圧攻撃に苦しんでいる自分、分からない問題にさじを投げかけている自分などなど。
その時のライバルって、周りにいる他の受験生じゃないって分かるかな。
できることをやり切るように自分との戦いなんだよね。特に最後の10分の時間でできることってメンタル次第で全然違う。
そしてそれが成否を分けてしまうんだ。紙一重。
挑戦しようとする情熱を持続させることってとても大事。
奴隷のように鬼監督や鬼上司に強要されてやるのではなく、自分の内面から湧き出すのも大事。
挑戦の経験は、人生のどこか違う場面で、きっと役に立つんだって思う。
それに、もしその日がきたとき振り返ってみたら、きっと笑顔になるはず。
挑戦しよう。