俯瞰

誕生してから今までの地球の歴史を

 

時計の24時間でたとえれば

 

人間の祖先のホモ・サピエンスが登場したのが

23時59分56秒頃だ。

気が遠くなるようだけれど

 

私たちは人類の歴史に果てしないほどの長さを

 

ついつい想像してしまうのだ。

 

弥生時代とか、万里の長城とか

 

たいそうな大昔であり

それよりもさらに昔に

 

アフリカに人類の祖先が誕生して

 

それよりもさらに昔には

 

恐竜が存在していた。

 

これぞ歴史のロマンだ、なんて思ってきたけれど

 

もう「比較できるようなスケールではない」のだ。

 

 

 

さて、最近読んだ本の紹介だけど

 

「ゴリラ裁判の日」だ。

 

事件のモチーフは2016年の「ハランベ事件」だ

 

動物園の囲いの中に落ちた子供を引きずり回したゴリラが射殺され

 

是非を巡って論争が起きた。

 

作中ではローズの夫ゴリラが射殺される。

 

殺意のない夫を

 

子供を助けるためだけに殺された彼女は

 

動物園を訴える。

 

法的に人権はすべての人に適用される。

 

でも、人って長い時間軸の中では

 

新参者だ。

 

声が大きいからとか

 

経済的利益とか

 

人間だからとか

 

そんな理由で

 

正義を定義できるのだろうか。

 

ときどき思いっきり俯瞰して世界を眺めてみなければ

 

大切なことを見失ってしまう気がする。

 

私はそう思う。

 

 

 

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