俯瞰
うちの塾から一番近くにある中学校の期末テストが昨日終わった。
中学校では、採点して返却して
そして、通知表と調査書の作成をする。
12月の上旬には完成している。
東京などは中学校の先生が私立高校へ事前相談に
出向くのだけれども
埼玉では、それができないから
個別相談に出かける。
期末テストの勉強が終われば
いよいよ本格的な入試の過去問演習をする時期だ。
上記は一般的な受験生の話なのだけれども
受験生を見てきて思うのは
2学期期末試験の結果とか
第7回北辰テストの結果とかいった
短期的目標に追われ過ぎて
長い目で物事を考えることができなくなりがちだということだ。
たしかに、それらも大切なことなのかもしれない。
でも、人生は生き急いで最も効率的で最も速い道を行こうとすると
実は息切れしてしまったりして、結果的に遠回りをすることになることが多い。
学問に近道や王道はないのだ。
だれよりも高いところから
だれよりも広い場所を俯瞰して
行動できる人が一番いい結果になるのだ。
人生100年時代。子どもたちには、残り90年ほどある。
そこをどう幸せに生きるかを追求してほしい。
人生を俯瞰し、何が幸せなのかを考えてほしい。


