周囲の批判する人たちの声を糧にする
かつてイチロー選手が
ピート・ローズが持つメジャー通算最多記録4256安打の記録を
塗り替えたときのインタビューの一部を紹介したい。
「僕は子どもの頃から人に笑われてきたことを常に達成してきているという自負はある。
たとえば、小学生のころに毎日野球の練習をして、
近所の人からあいつプロ野球選手にでもなるのかって、いつも笑われていた。
悔しい思いもしましたけど、プロ野球選手にもなった。
そして何年かやって、日本で首位打者をとって
今度アメリカに行くときに
首位打者になってみたいと言ったら
そんなときもやっぱり笑われた。
でもそれも2回達成した。
常に人に笑われてきた歴史、悔しい歴史が僕の中にある。
これからもそれをクリアしていきたいという思いはもちろんあります」
まさに、周囲の批判する人たちを糧にして結果を出した偉大な人だ。
イチロー選手の名言をご紹介して終わりたい。
「努力せずに何かできるようになる人のことを“天才”というのなら、僕はそうじゃない。
努力した結果、何かができるようになる人のことを“天才”というのなら、僕はそうだと思う。
人が僕のことを、努力もせずに打てるんだと思うなら、それは間違いです」
「苦悩というものは、前進したいって思いがあって
それを乗り越えられる可能性のある人にしか訪れない。
だから苦悩とは飛躍なんです」
「大リーグでは一番(体が)ちっちゃい自分でも記録を作ることができた。
子供達に伝えたいのは、自分の可能性をつぶさないでほしいということ」
「小さいことを重ねることが、とんでもないところに行くただひとつの道」

