体調管理
インフルエンザが本格的に流行している。
家庭でのこまやかな配慮が必要だ。
体外に出たインフルエンザウイルスは
2~8時間ほど感染力を保つ。
手洗いやうがいを励行したい。
ワクチンの予防接種に関しても
正確な情報を知ることが大切。
予防接種は病状の重症化を防ぐためで
絶対にかからないというものではない。
健康は誰もが関心の高いもの。
江戸時代の学者・貝原益軒の『養生訓』には
健康を増進するために忘れてはならない一字が記されている。
「畏」の字だ。
畏れるとは
自らの欲望をしっかり見詰め慎むことにも通じよう。
「畏敬」という言葉があるように
「畏」には、わが身を大切にする心が秘められているように思う。
“自分だけは大丈夫”などということはない。
「断じて病気にならない」と強い気持ちを持ち
予防に細心の注意を払う。
健康を賢明に勝ち取りたい。

