とことんやる

女性初の総理大臣に選ばれた高市氏は

 

「私自身もWLB(ワークライフバランス)という言葉を捨てる」と語ったほか

 

「働いて、働いて、働いていく」

 

「自民党員には馬車馬のように働いていただく」などと述べた。

 

 

 

 

 

 

 

今の時代に合わない発言だと批判する人もいる。

 

そんな価値観を他人に強要するのはよくないことだ。

 

でも、「本物」とよばれるためには

 

並々ならぬ努力が必要なことも確かだ。

 

 

 

 

かつて「フジヤマのトビウオ」と呼ばれた

 

古橋廣之進氏が語っていた。

 

日本水泳界では

 

平泳ぎやバタフライ

 

背泳ぎなど特殊種目は強いが

 

ひたすら速さを競う自由形は弱い。

 

100と200メートルで競う特殊種目と比べ

 

自由形は50から1500メートルまであり

 

「距離が長くなればなるほど

 

とにかくガンガン泳いで

 

とことんやらないとダメなんです」と強調する。

 

氏は選手時代

 

1日に3万メートル泳いだ。

 

戦後の食糧難の時代にである。

 

劣悪な環境であったが

 

とことんやる精神が世界を席巻した。

 

 

 

 

 

 

 

鉄鋼王のカーネギーは言う。

 

「地位を向上したければ

 

じっと手をこまねいていないで

 

いっそうの努力に励むことだ。

 

これは苦しいし

 

へとへとに働かねばならないが

 

長い目で見れば

 

必ず得る所がある」

 

彼は若いころ

 

電報の配達人をしていた。

 

毎朝、だれよりも早く出勤。

 

町名を全部暗記し

 

町の人の名前を必死に覚えた。

 

そういう一歩一歩からたたき上げた人物であった。

 

そして後に鉄鋼王となる。

 

 

 

 

 

とことん打ち込んだ先に出てくるものが

 

自分の本当の力だ。

 

その力で生きてこそ

 

真実の人生といえる。

コメントを残す

お知らせ

前の記事

若き詩人の話New!!