面談

三者面談を実施した。

 

夏期講習中なので

 

授業後の遅い時間になってしまった。

 

でも、有意義な話ができたと私は思う。

 

 

 

 

ある人から聞いた話だ。

 

いつもは乗用車で行く道を路線バスに乗って走った。

 

窓の外を沖縄の代名詞のような紺碧の海が過ぎ去っていく。

 

一つの発見があった。

 

バスの車体が高い分

 

視野が広がり

 

これまで気づかなかった光景を幾つも目にした。

 

緑の背後に真っ白な砂浜が続く。

 

リーフ(暗礁)の内側に

 

朽ち果てた難破船が

 

彫刻のようにたたずんでいた。

 

まるで違う道を走っているようだ。

 

目の位置を少し変えただけだが

 

新鮮な思いが込み上げてきた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

正面から三角に見えるものが

 

真上からみると円形であったりする。

 

物事は角度によって多彩に変化する。

 

人も同様で

 

光の当て方一つで思いがけない才能

 

個性が浮き彫りになることがある。

 

保護者面談や三者面談で

 

家庭での様子をお聞きすることでしか

 

分からない一面がある。

 

この生徒はこんな人と決めつけるか。

 

それとも

 

きっと素晴らしい力をもっているに違いないとの思いで接するか。

 

おそらく後者の方が

 

相手も接する方も心がはずみ

 

いい結果を生むことだろう。

 

そのことを再認識できた面談だった。

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