出発点と目的地
「学生時代、意識していたことは何ですか?」
という中学生の質問に
来日中だったフィリピンの国立大学の学長は答えた。
「一にも二にも一生懸命に努力することです」
学長には
常に鼓舞し、大いに学べと背中を押してくれた存在がいる。
お母さんだ。
靴も、着る服も、時には食べ物にも事欠く青春だったが
母は
「どんな環境でも勉強は出来る
環境を言い訳にしてはいけない」
と励ました。
「忍耐」「強い信念」
を母から教わったという。
一生懸命努力をしても
成功が保証されるわけではない。
時には努力が報われないことだって
あるだろう。
でも
一生懸命努力をしなければ
可能性すら生まれることはない。
なぜなら
一生懸命努力をしないものは
挑戦しないからだ。
フィリピンの諺に
「出発点を顧みない者は目的地には行けない」とある。
今いる場所から
さあはじめよう。