否定を肯定に
困難にぶつかったとき
心がどう動くか。
頭の中で
「大変だ
きつい
しんどい
といった否定的な言葉が浮かんでくると
集中力は途切れてしまいます」
こう語るのは
『<勝負脳>の鍛え方』の著者である林成之氏
脳神経外科医、日本大学名誉教授だ。
これが人の心の性分であろう。
だから
「そんなときには
すぐに否定的な言葉を
肯定的な言葉に置き換えるのです。
これは日ごろから訓練をしていないと
いざというときに実践できません」
と林氏は言う。
今の世相をいっそう暗くしているのも
「きつい、うざい」
といった人々の不満の気分ではなかろうか。
何事も愚癡の心に任せてできたものは
決して幸福につながらない
前向きであれ! 断固と進め!