融点の違い

同じ話を聞いて

 

感動する人もいれば

 

しない人もいる。

 

話の受け止め方は

 

人によってそれぞれ異なる。

 

ガラスは氷と違って

 

とける温度が部分によって変わる

 

詩人の矢崎節夫氏は

 

人を一枚のガラスにたとえて

 

心の融点が一人一人違うと言う。

 

「一度で感動しとける人

 

百度でとける人

 

千度でとける人」

 

がいると。

 

だから

 

“なぜ、分かってくれないのか”

 

と嘆くより

 

“もう少しこちらの温度を上げればいい”

 

と氏は語る。

 

例えば

 

星を見るにしても

 

旅人にとっては

 

大切な道しるべとなるが

 

学者にとっては

 

研究の対象物となる。

 

ただの光と思っている人もいる。

 

見る人によって

 

受け止め方は千差万別だ。

 

物の見方や考え方は

 

十人十色である。

 

 

 

 

学習に対しても全く同様だ。

 

その違いを知ったうえで

 

対話を重ねることが大切だ。

 

対話をするとき

 

こちら側の確信ある熱意は伝染していく。

 

本当に熱意ある人の声は

 

相手の心に感動となって伝わっていくものだ。

 

 

 

 

 

新年度スタート。

 

生徒たちの心の融点に届くような

 

熱意の対話を重ね

 

やる気のうねりを高めていきたい。

 

アツアツの新年度でスタートだ!

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