魔法の言葉
子どもを天才に育てる「魔法の言葉」があるという。
かつて作家で俳優の中谷彰宏氏が教えてくれた。
氏は幼少のころの思い出を交えて語った。
それは「ナールヘソ」である、と。
「なるほど」の意味で使うこの語
氏が面白いと思ったことを話した時
母親が必ず返してくれた言葉だという。
これが好奇心とコミュニケーション能力の
二つを育ててくれた。
逆に、子どもの心をくじく三つの言葉は
「それは、違う」
「面白くない」
「そんなこと、知ってるよ」だと氏は言う。
確かに
子どもの”大発見”に対して
素っ気ない対応では
喜びもやる気も半減する。
言葉一つで
相手をがっかりさせることもあれば
元気にすることもある。
こちらが
「成長してもらいたい」
「立ち上がってもらいたい」
という心のアンテナをピンと張っていれば
どんな相手の話にも
共感をもって反応できる。
相手を認める言葉であれば
ナールヘソでなくてもいいと思うけれど
今年はそんな子どもたちのやる気を引き出す
コミュニケーション能力を磨く一年にしたいと思う。