きっかけ

英語が苦手だった生徒の成績が向上し始めた。

 

今までは平均点に届いていなかったのだけれども

 

平均点を越えて、現在も成長中だ。

 

その理由を聞いてみたら

 

バスケットボールに興味を持ち始め、

 

NBAを見るようになったこと。

 

NBAから洋楽にも興味を持ち出して

 

聞くようになったこと。

 

大きくはこれら2つのようだ。

 

さらに、

 

アメリカに留学に行きたいと言い始めている。

 

 

 

 

 

まさに「好きこそ物の上手なれ」だ。

 

好きな事にはおのずと熱中できるから、上達が早いものなのだ。

 

その生徒は以前から、好きなことであれば熱心に取り組むため、

 

覚えが早い。

 

今までは、勉強以外のことばかりだったけれど

 

やっと、勉強に情熱や愛情を持ったのだ。

 

その生徒に限ったことではないけれど

 

好きなことには自然と時間を費やし

 

練習を重ねることで

 

技術や知識が向上し

 

結果的にその分野での達人になる可能性が高まる。

 

 

 

 

 

 

論語にも、こういうのがある。

 

「子曰、知之者不如好之者、好之者不如楽之者」

 

 

大意は以下の通り。

 

孔子がおっしゃるには

 

それを知る者はそれを好きな者にかなわない。

 

さらには、それを好きな者はそれを心から楽しんでいる者にはかなわない。

 

 

 

 

今まで、仮面ライダー、鬼滅の刃、呪術廻戦などに向けてきた「好き」を

 

これからは英語に向けてくれるだろう。

 

だとすると

 

その生徒はものすごく伸びる可能性を秘めている。

 

それは、その生徒は好きになったものは

 

のめり込むように

 

とことん楽しんできたことを

 

私は知っているからだ。

 

 

 

 

 

その生徒のように、

 

英語でも数学でも理科でも社会でも国語でも

 

学習教科の中で

 

自分の情熱を見つけてほしい。

 

それに全力で取り組んでほしい。

 

そうすれば

 

必ずや素晴らしい成果を得ることができるだろう。

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