9月は模試ラッシュ

うちの塾の中学3年生は9月に大事な模試が3つある。

 

3つのうち2つは「北辰テスト」だ。

 

それに「南部校長会テスト」もある。

 

原則として2学期は月に一度の北辰テストだけれども

 

今年は10月に実施されずに

 

9月の月初と月末に1回ずつ実施される。

 

南部校長会テストとはうちの塾の地域の公的テストの呼び名だ。

 

公的テストとは、中学校で行う模試のこと。

 

では、北辰テストと公的テスト(南部校長会テスト)では

 

どちらが重要だろうか?

 

 

 

 

 

 

 

多くの人は北辰テストって答えると思う。

 

実際にその通りだと思うのだけれども

 

実は、公的テストの重要さは最近急上昇しているのだ。

 

その理由を以下に書いてみようと思う。

 

コロナ禍は世の中のしくみをいろいろと変えたけれども

 

高校入試の世界も例外ではない。

 

説明会や個別相談会の多くは事前予約制になった。

 

インターネット出願の普及も早まった。

 

そして、私立高校の個別相談会の資料に

 

公的テストの結果が使われるようになった。

 

そもそも北辰テストを中学校から追放して

 

偏差値による進路指導を放棄したはずなのに

 

公的テストという名の偏差値テストが復活したうえに

 

それが私立高校の個別相談会で使われているのは

 

結局のところ、偏差値による進路指導が必要だと

 

言っているようなものだ。

 

私立高校も、最初は公的テストの結果は

 

参考資料にしなかったのだけれども

 

コロナ禍で、北辰テストが会場実施できなくなって

 

自宅受験で実施されたときに

 

公的テストの方が公正に実施されているということで

 

参考資料にした学校が多かった。

 

そして、そのまま今に至るというわけだ。

 

だから、公的テストは多くの学校で

 

北辰テストと同じ扱いとなる成績資料だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最初にも書いたけれど

 

9月は大事な模試が3つもある。

 

後にも先にも9月だけ。

 

不安な気持ちや気負う気持はよく分かる。

 

でも、うまくやろうとか失敗したくないとか思っていると

 

何にも挑戦できなくなってしまう。

誰でもできること。

 

それは全力でやること。

 

そうしていくと必ず成長するし

 

結果的に成績アップする。

 

結果はあとからついてくるから

 

全力でぶち当たろう!

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