人生で最も大切な日
こうの史代さんをご存じでしょうか。
「夕凪の街 桜の国」「この世界の片隅に」の原作者だ。
どちらも戦争をテーマとした名作だ。
こうの史代さんは教育熱心な家庭で育ち
当時はあまり漫画を読ませてもらえなかったらしい。
中学生の頃より漫画を描き始める。
高校時代は科学部の部長だった。
1987年に広島大学理学部に入学。
本職の漫画家を志して大学を中退し上京。
アシスタントを経て、1995年にデビュー。
2004年、代表作『夕凪の街 桜の国』で
第8回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞
第9回手塚治虫文化賞新生賞を受賞。
同作は映画化され、2007年7月に公開された。
2009年、『この世界の片隅に』で
第13回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞。
2016年には劇場アニメが公開された。
彼女のブログを読んでいて
興味深いことが書いてあったから
紹介してみたい。
「人生には、最も大切な日がふたつある。
ひとつは、自分が生まれた日。
もうひとつは、なぜ生まれたか判った日。」
ラジオで知った、マーク・トウェインの言葉です。
なぜ生まれたか判った日、 が何月何日かは覚えていないけど、
わたしには確かにそれがあった事を思い、わたしは幸せなんだな、と感じた言葉でした。
というわけで、今日は私の誕生日!
今は難しい題材にぶつかって、もぞもぞ右往左往していますが、
これからもずーっと、漫画のことを考えながら歳を取ってゆけるといいなあ。
国立大学の理系学部からの漫画家への転身。
勇気のいることだっただろう。
でも、受験も漫画家も
どちらも挑戦したからこそ
自分のやりたいこと、やるべきことが分かったのではないか。
自分がなぜ生まれたか
その答えを見つけるために
人はいろいろなことに挑戦するのだと私は思う。
だから、本気の挑戦には
無意味なものはない。
そして
平和な世の中であること
これがすべての大前提である。