継続
「大きな目的に達するにはただ二つの道しかない」
かの文豪ゲーテは言明した。
その道とは
一つは「暴力」
一つは「継続」
もちろん
文豪ゲーテの選んだ道は後者である。
そのために
ゲーテは時間を大切にし
時間をつくり出した。
その実践の一つが早起き。
「男子のもっとも望むべきは朝の勤労」と謳ったほど。
また
行き当たりばったりの生活を嫌い
「前もって配慮するものは、一日を支配する」とも。
作家のトーマス・マンが紹介している話だ。
時間は皆に平等に与えられている。
それは使う人によって
何倍、何百倍もの価値を生む。
だからこそ
大いなる目的の達成のために
時間を使い続けたい。
ゲーテは晩年
7歳の少年に教えた。
「一時間は六〇分だ
一日は一○○○分以上だ
ボクよ、これを忘れるな
やろうとすれば何でもできる」