ある休みの日
いつものことなのだけれども
今日も家でいろいろと作業をやらなければならなかったから
日中はそれしかできなかった。
うちのような小さな塾でさえ
いろいろとやることがあって
思い通りというか予定通りにいかないときがたくさんある。
こういうときは隣の芝が青く見えるもので
きちんと予定がこなせている人がうらやましく思えるものだ。
でも、ふと以前聞いたことがある話を思い出した。
それは
飛行機が「予定されたルート」を飛んでいる割合はどれくらいか?という話だ。
ご存じだろうか。
日本の交通網の時間の正確さは海外からも賞賛を得ているし
飛行機もそうではないだろうか。
ある程度の誤差はあるのは仕方ないだろう。
自動車や電車でさえ渋滞とか遅延は起こり得るのだから
それらよりもはるかに長い距離を
ほぼ予定通りに発着してるというのは
冷静に考えると驚異的なことではないだろうかと思う。
ところが、どうだろうか。
予定通りに飛んでいる飛行機は
なんと
「0%」だそうだ。
あれだけのスピードだし
天気や大気の状況によって
同じ状況のフライトは2つとしてないのだろう。
飛行機に限らず、傍から見ていると
予定通り順調に進んでいるように見えても
実際にはそうではないことがほとんどではないだろうか。
いや、むしろ定通りにいかないのが普通だと思うべきかも知れない。
思った通りに事が進むと思っている人は
上手くいかないことを認めたくない気持ちが湧いてきて
現実から目を逸らしてしまうかもしれない。
あるいは、上手くいかないことで余裕がなくなり
周りや環境に当たってしまうかも。
そうではなく
計画は常に修正し続けるものと考え
最も大切なのは、計画ではなく行動そのものである
という意識が大切だと思う。
さあ、気を取り直して
一日の予定を修正して
充実した残りの一日を過ごそう。