開花
昨日のニュース番組では
桜の開花予想は明日27日となっていた。
冷たい雨の降る今日の桜の木は
明日咲くような感じではなかったけれど。
サクラの開花が例年に比べて早いか遅いかは
「休眠打破」の進み具合によるという。
桜の花芽は、「寒気」にさらされることで
休眠状態から目覚め
その後の気温上昇に伴って開花に向かう。
冬知らずの常夏の地では
日本の桜も十分に咲かないそうだ。
「寒」の字には「寒い」の他に
「苦しい」「寂しい」「貧しい」という意味もある。
できれば「寒」は避けたいのが人情。
だが受験生を指導していて思う。
学習において「寒い」思いをして目覚め
努力を継続して
「サクラサク」春を迎えた生徒のなんと多いことか。
本日、通知表をもらって、春どころではない人もいるだろう。
サクラなんてとんでもない、冬の嵐吹き荒れている
そんな人がいる伝えたいことがある。
「寒気」は「歓喜」の春のためにあるのだ。
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