人生の価値
アメリカの喜劇映画に大きな影響を与えた名匠フランク・キャブラ。
一人の人間の尊さと人情の温かみを伝えた作品の一つに
「素晴らしき哉、人生」がある。
苦労が報われない人生に憤り
橋から身を投げようとした男が
不思議な力を持つ老人に救われる。
生まれてこなければ良かったと嘆く男。
そこで老人は
男がこの世に生まれなかったら
取り巻く世界はどうなっていたかを見せてやる。
果たして
男は現実社会で多くの人を支えていた事実を知り
再び人生に価値を見いだしていく。
「自分なんて・・・・・」と自信なさげの生徒がいる。
自分のことを信じられないことは
とてももったいないこと。
キミがこの世に生まれなかったら
取り巻く世界はどうなっていたかを
見せてやりたい。
自らを過小評価してはいけない。