ニュース
日経平均株価の過去最高値更新のニュースがおどっている。
素人の個人的な考えだけれども
バブルの際の瞬間的な数字との比較で
意味のない自信の失い方を
あまりにも長い間してきたのではないだろうか。
だから、今回のニュースは
蜃気楼のようなものを取り去ったという意味が
あるだけだと思う。
うちの塾に通ってくれている小中学生にとって
バブル経済という言葉は
教科書に出てくる用語に過ぎない。
その当時を知る人たちだって
株とか土地を持っていた人だけが
恩恵を享受していたわけで
私を含めて多くの人には
関係のないことだった。
今だって
株を持っている人は
恩恵にあずかっているかもしれないけれど
そうでない人にとっては
無縁の話題なのである。
ニュースは鮮度が大事である。
株価が上がりそうだというニュースがあれば
自分で判断をして
株を買えばいい。
実際に上ったならば利益を得ることができる。
逆に
株価が上がったというニュースを見て
株を買うのならば
逆に下がるかもしれないし
上るかもしれないし
どうなるのかは不透明だ。
要は遅すぎるということだ。
令和7年度から
大学入試共通テストが変わる。
このニュースはみんな知ってると思うけれど
実際にどう変わるのかを確認した人は多くないはずだ。
バブル経済を知っていても
実際に早くから土地や株の購入をしていた人が多くないように。
昨日は中3の授業だった。
入試が終わったので
高校の勉強についてとか
大学入試についてとか
ガイダンスを行った。
そして
大学入試共通テストの国語のサンプル問題を
解いてもらった。
みんな真剣に解いていたけれど
驚いたことに
A問題もB問題も全員が
半分以上正解だった。
B問題を全問正解者もいたほどだ。
英検の過去問も解いてもらった。
いずれは準1級合格を目指してもらいたいから。
そういえば英検も改革するんだっけ。
先週までは国語の大問構成とか
設問分析とかを
予想問題を通してみっちりと鍛えてきた。
しかし、それはもう終了。
次の受験は全く違う鍛え方をしなければいけない。
今回のガイダンスは
その方向に体を向けようという意図で行ったものだ。
ニュースは
他人事ではなく
当事者として飛び込んでいかなければ
自分にとっての意味がない。
あと3年。
わずか3年間と言う
期間限定の
自分育成レースが再び始まる。
時間の使い方と
気持ちも持ちようが
勝負を分ける。
今だから少しは休んでもいいでしょとか関係ない。
もう始まっている。
知識とやる気はやらなければ劣化するのだから
挑戦者にとって
やらないという選択肢はないのだ。