答えは自分で作るもの
明日から埼玉県公立高校の志願先変更が始まる。
今までとは違った倍率の出ている学校が目立つ今回の入試。
その中で志願先変更を悩む生徒がいる。
通学時間は変えることのできない要素だけど
その生徒の悩みのポイントはそこじゃない。
ズバリ、大学進学だ。
どちらも進学校なのだけれども
一方の学校は外国語学科があり、特徴的だ。
進学先は文系が多い。
自分はその学校に進学するべきなのだろうかと悩んでいる。
このような悩みを抱える受験生は結構多いのではないだろうか。
いい高校に進学すればいい大学に合格できるだろう
そのように考えるからだろうか。
でも、実際問題、人それぞれなのだ。
この学校は「当たり」とか
あの学校は「はずれ」のような
くじ引きのようなものでは決してないのだ。
答えは自分で作るものなのだ。
イヤなことがあったら
「はずれた」と嘆いてはいけない。
そんなことはいくらでも起こるのだから。
前向きな気持ちを保っていなければ
自滅してしまう。
ふと
ドイツの詩人フライシュレンの詩の一節を思い出した。
「くちびるに歌を持て、軽く、ほがらかに。
自分のつとめ、自分のくらしに、
よしや苦労が絶えなかろうと、いつも、くちびるに歌を持て」
くちびるに歌を持ち
3年間まっすぐに突き進もう。
どっちの高校を選んでも
答えは自分で作るものなのだから。