こころが変わると
東京ディズニーリゾートは「世界一の清潔さ」で絶賛される。
清掃作業を担うのは「カストーディアル」と呼ばれる従業員。
最も人気のある部署という。
だが開園当初は最も不人気だった。
“何のために掃除をするのか?”
彼らは「全てのゲスト(来園者)にハピネス(幸せ)を提供する」との
ディズニーの目的に立ち返った。
“私はゴミではなく、思い出のかけらを拾っているんだ”
心が変わった時
“夢の国”を陰で支える誇りが生まれた。
現在高校生のうちの塾の卒塾生も
ずっと疑問があった。“何のために学習するのだろう?”
答えは、私が教えてあげた。
「学習は学校に入ったり、職業に就くための手段にすぎない」
真の目的を知った時、その生徒の行動も変わった。
現在では、部活動もがんばりぬいて
通知票の評定も5段階で4をこえている。
何よりも迷いのない前向きな表情で取り組んでいる。
愉しそうに。