ストレス
人生にはさまざまなストレスがある。
ストレスのない世界などはない。
ストレスは決して良い意味の言葉ではないが
適度なストレスは自らを鍛える糧にもなるのだ。
細胞ストレス生物学を専門にしている理学博士が語った話が興味深い。
細胞に〝熱ショック〟というストレスを与えると
細胞を環境ストレスから保護する働きのある「熱ショックタンパク質」が合成されるという。
この知見を踏まえながらの話である
あえて負荷を掛けることで力をつける。
マラソン選手が低酸素、低圧の高地でトレーニングし、持久力を高めるように、
スポーツの世界でも“常道”である。
同様の法則は、学習などにも広く当てはまるだろう。
鉄を打って剣を鍛えるように
人も苦難や労苦に真正面から立ち向かう。
むしろ、望んでそういう舞台に飛び込んでいく。
自分のことを鍛えに鍛えよう。
楽な場所にいてはいけない。
負荷はかかるけれど
成長できる場所に
すぐ飛び込んでいこう。
成長の夏がいよいよやってきた。