踏切番

昔、遮断機を、まだ人が上げ下げしていた時代。

法勝寺電車 - やがて手動遮断機を下ろした踏切を、高校生を満載した電車デハ201が通過します。デハ203同様、大正11年製ですが、車体は木造から鋼体化されています。  踏切小屋のおじさんの手には、恐らく緑と赤の旗・・・学生たちへの応援のようでもあります ...

信州に、どこか行き届いた感じのする

 

ある乗換駅があった。

 

作家の岸田國士は

 

駅長から

 

その「踏切警手」の仕事について

 

面白い話を聞いた。

岸田國士(1890~1954) : 有名人の墓巡り~昭和の著名人と出会う旅~

 

 

 

 

「踏切番は、人を通さないのが目的ではなく

 

人を通すのが目的の仕事である。

 

これをあべこべに考へると

 

この仕事はダメである」と。

 

安全に素早く人を通すという心遣い。

 

それを忘れる時

 

人を制限する一種の優越感が頭をもたげてくるという。

 

これが人間の“弱さ”というものなのだろう。

 

 

 

 

 

 

どんな役割をする時だって

 

そんな仕事をする時だって

 

このことを忘れないようにしたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、話題は変わって

 

最近読んだ一冊の本の紹介。

 

22世紀の民主主義―選挙はアルゴリズムになり、政治家はネコになる | SOMPO Park

思い切った発言をされる方だから

 

私は好きだ。

 

22世紀を生きていく

 

子どもたちに読んでもらいたい本だと思った。

コメントを残す

雑感

前の記事

今日のこの日のために
雑感

次の記事

プロ