使わなすぎ
ほたる祭りが開催されることになっているのだが
あいにくの天候のため残念ながら中止になるだろう。
さて、雨が降ると外にも出ることができず
運動不足になりがちだ。
以前、からだのどこかが痛いとか硬いとかいうのは
使いすぎているか、使わなすぎているかだ
と聞いたことがある。
私自身の身体の場合は
「使いすぎ」の筋肉痛などではなく
「使わなすぎ」が原因だと思い当たる。
身体のことではなくても
じぶんは理科が苦手だ、と思っている人は
なるべく理科的なことは考えたくない。
いやだと思いながら、読み飛ばしてしまったり
聞き流したり
他の人にまかせたりする。
こういうことが習慣になってくると
だんだんと理科的な思考を「使わなすぎる」ようになる。
おそらくそういう脳の回路を休ませ続けているのだろう。
これはこれで、脳内の滞りをつくってしまって
思考に不都合なことが起こっているのではないか。
いまの社会というのは分業で成立しているから
不得意なことをやるほうが「効率がわるい」とされるけれど
子どもたちはそうじゃない。
いろいろなことに取り組んで
カラダやアタマが
痛くなったり
硬くなったりしないようにするのだ。
そうじゃないと
自分の秘めたる可能性や
自分の適性にも
気付くことができなくなってしまうから。