登山と学習
「なぜ人は山に登るのか」を語った名言は世界中にある。
その一つ、
登山家・小西政継氏の言葉にこうある。
「心身を擦り減らすような闘いの中から、
僕たちは人間の勇気、
忍耐、
不屈の精神力、
強靱な肉体を鍛え上げ、
自分自身の弱さに打ち勝つ貴重な体験を学びとっている」
人生に通じる味わい深い言葉だ。
子どもたちの学習も
登山に通じるものがあると
私は考えている。
それは
どちらも
義務からではなく自らの意思で、
あえて苦難に挑みゆく中に、
人生の精髄を見いだせるということだ。
だからこそ
中途半端にやるのではなく
とことんやってみなければいけない。
中途半端にやって
何も得ることができなければ
やらなかったのと同じではないか。
逃げていては
いつまでも
変わらないよ。