4月が始まった
中学1年生の春期講習では
英単語テストを行っている。
最初は語群から選ぶ形式で実施。
翌日は英単語を日本語訳する形式。
その翌日は日本語を英語に直す形式。
日々ハードルを少しずつ上げていく。
新学期が始まったら
継続して英単語テストを実施していく。
今年の新1年生たちは
みんな真面目にだから
しっかりと覚えてくれる。
春期講習だけで
100以上の単語を綴れるようにしたい。
やってやりすぎることはない。
100と言わずにできるならばそれ以上覚えていこう。
「藤子不二雄」の合作ペンネームで知られる
藤本弘さんと安孫子素雄さん。
漫画家を目指していた高校3年の時
2人で手塚治虫氏を訪ねた。
仕事中の手塚氏から
「待つ間、これでも見ていて」と
数百ページもの原稿を渡された。
それは2人が何度も読んだ作品だったが
覚えのある場面が全くない。
氏に聞くと
当初描いた1000ページの大半を削って作品にした。
それは本に載らなかった部分とのこと。
氏の努力のすさまじさに衝撃を受け
本気で「漫画家になろう」と心を決めたという。
テストで出題されるのは「氷山の一角」にすぎない。
水面下に膨大な英単語や社会や理科の用語や数学の公式や漢字などなどの
大きな氷塊がある。
テストのとき
水面にその一角が現れるのだ。
「テストに出る」ことだけ覚えたいという人がいる。
定期テストのように
範囲が狭く
限られたものであり
かつ
範囲表には
先生方のメッセージも書かれているような
そんなテストであれば
水面下の氷塊までも
攻略しやすいだろう。
でも
入試となると
水面下の氷塊の大きさは
途方もないほどの大きさだ。
普段から
コツコツと積み重ねていかなければ
攻略できるはずがない。
すさまじいまでの努力を始めよう。
一人では難しいならば
私たちといっしょに
がんばってみよう。
今日から4月開始。