開花
桜が美しく咲き誇っている。
桜のソメイヨシノの開花を予測する一つに
「600度の法則」がある。
2月1日以降の最高気温を毎日積算し、
600度を超えると開花するという。
日光が照らすと
ジベレリンなどの植物ホルモンが供給され
芽の成長を促す。
寒風に吹きさらしの桜木を眺めると
花弁は堅い「芽りん」に覆われたまま。
それでも降り注ぐ太陽の光を浴びて
必ず「今だ!」と花咲く時が来る。
10000時間の法則というのもあった。
その道に秀でた人は
10000時間の鍛錬をしているという。
花に例えて
才能も「開花する」といわれる。
何の準備も積み重ねもなく
花が開くことはないのだ。
蒔いた種は
いつか必ず花開くと信じ
コツコツと積み重ねていきたい。