継続
高校生が北辰テストの過去問を解いてみて
得点を偏差値換算してみたら
恐らくほとんどの人が
過去の自分の成績を下回ることになるだろう。
これは
大学生が高校生のテストを受けても
同じことが言えると思う。
なぜだろうか?
それは
その学習を継続していないから。
アタマがいいから
いい成績をとるのではなく
継続しているから
いい成績が取れるのだ。
気象予報士の森田正光氏が語っていた。
記録の集積は、過去を現在に伝えるだけでなく、
未来の建設にもつながる。
だから、気象関係者の間では
「観測の継続こそが最も重要な任務」ということが常識となっている、と。
トルストイは、
18歳の頃から生涯、日記を書き続けた。
22歳の時には、
「日記によって自分自身を判断することはきわめて好都合である」と記している。
彼は日記を読み返しながら、
自分の成長を確認し、明日へ出発する誓いにした。
何事も継続は力である。
「雨垂れ石を穿つ」と言うように
日々にたゆまず学ぶ。
その一日の努力、一歩の前進が
やがて大きなことを成し遂げる。